大局将棋は最も多い駒数と盤面を持つ将棋であり、ボードゲームの一種である。
関西将棋会館内の将棋博物館で、1990年頃に未整理資料の中から発見された大橋家の古文書「大局将棋駒」の中に記載されている将棋である。江戸時代に考案されたと考えられているが、棋譜は現存しておらず、当時盤駒が作成された証拠もないため実際に指されたかどうかは不明。
2004年5月19日放送のテレビ番組「トリビアの泉 ~素晴らしきムダ知識~」の中で、伊藤博文と安用寺孝功による対局が行われた。結果は対局時間32時間41分の末、3805手で先手安用寺の勝利。これが世界初の大局将棋の対局とされる。
(番組評価 77/100へえ)