1659年イタリアで行われた毛虫を被告とした裁判の例もあります。 毛虫が不法侵入と所有権侵害を理由に出廷を命じられたのです。 被害を受けた 5つの地域の木の一本一本に召喚状の複写を打ち付けられ、その召喚状の一節には 「被告は森へ帰り、以後 穀物に害をなす事をやめるように」と加えられた。毛虫は出廷しなかったものの、弁護人の熱弁により、"毛虫の行為が人類の幸福を破壊、もしくは乱さない限りは毛虫との共存と自由と幸福を受け入れる" と、なんと法廷は毛虫の権利を認める判決を出した。
(番組評価 84/100へえ)