15世紀ルーマニアのワラキア公。ツェペシュとは、「串刺し」の意で苗字ではなく、串刺し公と言う意味を込めたニックネームである。存命時はむしろツェペシュと呼ばれるよりもドラキュラというニックネームの方が多く用いられたのではないかと言われ、本人筆と思われるサインにも「ヴラド・ドラキュラ」と書かれたものが存在する事から、ドラキュラというニックネームは本人も喜んで使用していたと推測される。現在では吸血鬼ドラキュラのモデルとして知られる。しかし現在は、ル-マニア独立のために戦った英雄として再評価されている。