このロボットは情報科学研究科知能情報処理学講座の木戸出正繼教授らの研究グループが開発した金魚すくいロボット「ポイポイ君」。カメラと産業用ロボットアームを接続したコンピュータに視覚処理と知能処理を組み込み、金魚すくいを行うプログラムを開発。
アームの先端にすくい網(ポイ)を付け、水槽内を泳ぐ金魚をカメラでとらえ(2次元カラー処理技術)、まず多数金魚が集まっている場所へポイを運ぶ(面積測定技術)。さらに動きの遅い金魚に狙いをつけて(存在確認技術)すくい上げる。現状では破れないポイを使用するが3分間で10匹程度すくえる。
(番組評価 80/100へえ)