千葉大学が1999年に飛び級入試を行った際、「タケコプターは実現可能であるか」を問う問題が出題され、これが「トリビアの泉」でも取り上げられた。問題にある選択肢の4つの道具の1つであり、残りの3つはエネルギー節約熱気球、消光電球、望遠メガフォン。
実際にこの形状でタケコプターを製作しても翼面積が不足しており、また角運動量保存の法則の観点からも飛ぶ事は出来ない。この事は、柳田理科雄が著者の空想科学読本・空想漫画読本にて、プロペラの回転力によって飛ぶのならたとえ飛べても頭が吹っ飛ぶという仮説と共に指摘され、知られるようになった。しかし、この指摘は公式設定を無視したものであり、設定によるとタケコプターは「プロペラの回転によって反重力場が体の周囲に発生し、それによって飛ぶ」とある。しかし、反重力自体架空のものであるため、やはりタケコプターは実際に飛ぶことは出来ない。
(番組評価 61/100へえ)