ハンガリーの温泉の起源は約2000年前。古代ローマ人がローマ式の公衆浴場の建設を進めたことにさかのぼる。16世紀から17世紀にかけて、この地を支配したオスマントルコ帝国のトルコ人がさらに発展させたと言われる。ブダペストには現在、大小合わせ100カ所以上の温泉があり、健康や医療のほか、社交の場として、市民や観光客でにぎわっている。
入浴はハンガリー方式で、脱衣所で渡されるエプロンを付けて湯船につかる。お湯はぬるめで、40度と37度の2カ所。サウナやマッサージなども完備している。
(番組評価 78/100へえ)