ドイツでは地方により様々なものがあるが、プレゼンターは双子で、一人ヴァイナハツマンは紅白の衣装を着て良い子にプレゼントを配り、もう一人はクネヒト(従者)・ルプレヒトと呼ばれ、黒と茶色の衣装を着て悪い子にお仕置きをし、容姿・役割共に日本のなまはげに似ており、民俗学的にも年の瀬に来訪する年神としての役割の類似が指摘される。現在、ドイツでは聖ニコラウスは「クランプス」と呼ばれる二人の怪人を連れて街を練り歩き、良い子にはプレゼントを、悪い子にはクランプス共に命じてお仕置きをさせる。
(番組評価 87/100へえ)