ギロチンの設計者はギヨタンではない

内科医で国民議会議員だったジョゼフ・ギヨタンが、受刑者に無駄な苦痛を与えず、しかも身分に関係せず同じ方法が適用できる、「単なる機械装置の作用」によって「人道的」な処刑を行うよう議会で提案した。

当初は、設計者の外科医アントワヌ・ルイの名前をとって「ルイゼット」や「ルイゾン」と呼ばれていたが、この装置の人間性と平等性を大いに喧伝したギヨタンの方が有名になり、ギヨタンから名前をとった「ギヨティーヌ」という呼び名が定着した。

ギヨタン自身もギロチンで処刑されたという俗説があるが、これは誤りである。